体育史専門分科会・会報  No. 181 / 2006. 6. 16

Ⅰ.春の定例研究集会報告

2006 年度春の定例研究集会は、 5 月 27 日(土)および 28 日(日)の両日、立命館大学衣笠キャンパス以学館 31 号教室において、有賀郁敏会員のお世話で開催された。参加者は 46 名であった。

発表者と発表題目

藪耕太郎(立命館大学大学院): 20 世紀初頭における武道の海外普及に際して異種格闘技試合が果たした役割‐福岡庄太郎と Max Gallant の試合に関する現地新聞の分析から‐
森 美香(筑波大学大学院):ポロ競技の馬に関するルールの変遷‐ Hurlingham Rules における動物愛護規定を中心として‐
朴 貴順(平成国際大学):中国・韓国・日本における『紀效新書』
和田浩一(神戸松蔭女子学院大学):オリンピック会議( 1905 年、ブリュッセル)への招待状と日本
鄭 光植(筑波大学大学院):日本統治下朝鮮におけるスポーツ団体「朝鮮体育会」の活動につい て
崎田嘉寛(広島国際大学):戦後初期広島県における小学校の体育実践
新井 博(福井大学):レルヒによる日本でのスキー指導のはじまり

Ⅱ.総会報告

春の定例研究集会の発表終了後、 11 時 30 分から 12 時 30 分まで、立命館大学衣笠キャンパス以学館 31 号教室において、阿部会長の司会で開催された。

•  報告事項

大熊事務局長から次のとおり報告があった。

(1) 2005 年度事業

 1)刊行・発行

ⅰ「体育史研究」第 23 号の刊行( 2006 年 3 月 31 日)

掲載内容:原著論文7,研究資料2,シンポジウム報告 1 ,書評2
印 刷 所:有限会社ミキ

ⅱ「会報」の発行( No . 176 , No . 177 , No . 178 , No . 179 )(計4回)

2)会議

ⅰ 総  会   2005 年 5 月 22 日(日) ( ホテルサンルート広島 )

ⅱ 世話人会   2005 年 4 月 30 日(一橋大学)

5 月 22 日(ホテルサンルート広島)
11 月 24 日(筑波大学)
2006 年 2 月 5 日 (筑波大学)

ⅲ 編集委員会  2005 年 4 月 30 日(一橋大学)

5 月 22 日(ホテルサンルート広島)
11 月 24 日(筑波大学)
2006 年 2 月 5 日 (筑波大学)
その他、メールによる会議

•  定例研究集会

・ 2005 年度春の定例研究集会

日   程: 2005 年 5 月 21 日(土), 22 日(日)
場   所:ホテルサンルート広島
現地世話人:楠戸一彦会員(広島大学)
発 表 者:寳學淳郎(水産大学校)、秋元 忍(神戸大学)、村戸弥生、朴 貴順(金沢大学大学院)、野中由美子(金沢大学大学院)、山本英作(高知学園短期大学)

・ 2005 年度秋の定例研究集会について

例年、学会大会の前日に秋の定例研究集会を開催しているが、昨年度は学会大会の開催期間が例年より 1 日長かったこと、および同大会における体育史の一般研究発表が 27 題と比較的多かったことにより、開催を見送った。

4)ホームページの開設

(2) 200 5 年度収支決算 報告 ( 200 5 年 4 月 1 日~ 200 6 年 3 月 31 日)

収 入

       

科 目

予 算 額

決 算 額

差 異
(△は減少)

備 考

 

会費

1,100,000
(4000 円× 275 名 )

1,088,000
(4000 円× 272 名 )

 △ 12,000

   

分科会補助金

86,500

85,900

△ 600

   

広告料

50,000

20,000

 △ 30,000

10000 円×2社

 

代議員選挙郵送費補助
雑収入

0
0

21,600
1,235

21,600
1,235

   

前期繰越収支差額

1,206,353

1,206,353

0

   

収入合計

2,442,853

2,423,088

 △ 19,765

   

Ⅱ.審議事項

1 ~ 4 は大熊事務局長から説明があり、審議された。

1. 2005 年度事業(案)

  事業 報告(案)のとおり承認された。

2 . 2005 年度収支決算 (案)

収入と支出の合計金額に相違があるとの指摘があり、修正後の収支決算報告書を会報に掲載することを条件に承認された。なお、修正箇所は支出合計で 2,423,080 円を 2,423,088 円に修正した。これに伴い、次期繰越金と増減の金額も修正した。報告事項の収支決算報告書(案)は修正後のものである。

3 . 200 6 年度事業計画(案)

  以下の原案のとおり承認された。

•  総会の開催: 2006 年 5 月 28 日 
〈於〉立命館大学衣笠キャンパス 以学館 31 号教室

•  春の定例研究集会の開催: 2006 年 5 月 27 日(土)~ 28 日(日)
〈於〉立命館大学衣笠キャンパス 以学館 31 号教室

•  秋の定例研究集会の開催: 2006 年 8 月 17 日(木)に棟方会員のお世話で開催予定

•  日本体育学会第 57 回大会
平成 18 年 8 月 18 日(金)~ 20 日(日) 〈於〉弘前大学

•  一般研究発表  20 題

•  体育史専門分科会シンポジウム

テーマ:ジェンダー・スポーツ・歴史
司会者:掛水通子(東京女子体育大学)
シンポジスト 
川口千代(京都女子大学):女性スポーツのアイデンティティと舞踊教育‐学校体育の制度の変遷と(社)日本女子体育連盟の活動を中心に‐
來田享子(中京大学): 1920 - 30 年代のオリンピック・ムーブメントにおける性差の意味と価値づけを探る
井上洋一(奈良女子大学):「 Title Ⅸ」が支えるスポーツの男女平等機会

•  体育史専門分科会キーノートレクチャー

テーマ:近世日本の養生法と西洋の養生法の受容
演 者:吉原 瑛(元群馬大学)
司会者:阿部生雄(筑波大学)

•  体育史研究 24 号の刊行( 2007 年 3 月 31 日予定)

•  会報の発行(年 4 回)

•  世話人会の開催(年 5 回)

•  編集委員会の開催(年 5 回)

4. 2006 年度収支予算(案)

原案のとおり承認された。なお、 2005 年度の収支決算報告書中の次年度繰越金の修正に伴い、前年度繰越金と収入合計の予算額および増減を修正した。

収 入

科 目

予 算 額

前年度予算額

増 減

(△は減少)

備 考

会費

1,080,000

1,100,000

 △ 20,000

4000 × 270

分科会補助金

85,500

86,500

 △ 1,000

 

広告料

30,000

50,000

 △ 20,000

 

雑収入

前年度繰越金

0

807,180

0

1,206,353

0

△ 399,173

 

収入合計

2,002,680

2,442,853

△ 440,173

 

5.『体育史研究』 投稿規程の一部改正について

高津編集委員長から説明があり、原案のとおり承認された。

改正理由:論文審査に関する事務局の実務を軽減し、審査の迅速化を図るため。

改正案

<改正前>12. 投稿者は下記の書類を体育史専門分科会事務局宛に送付する。
オリジナル原稿とそのコピー 2 部,合計 3 部(本規定 2 .にもとづき,論文題目の前に投稿原稿の区分を明記する.コピー原稿 2 部には氏名,所属,謝辞などは記入しない).

<改正後>(改正箇所に下線)12. 投稿者は下記の書類を体育史専門分科会事務局宛に送付する。
オリジナル原稿とそのコピー 3 部,合計 4 部(本規定 2 .にもとづき,論文題目の前に投稿原稿の区分を明記する.コピー原稿 3 部には氏名,所属,謝辞などは記入しない).

Ⅲ.秋の研究集会について

 棟方会員のお世話により、 8 月 17 日(木)に弘前学院大学で開催の予定で準備を進めている。発表を希望される会員は、事務局までお知らせください。

発表申込: 6 月 30 日まで
発表抄録: 7 月 10 日まで
抄録字数等: A 4サイズ、 40 字× 40 行× 1 枚
発表時間: 90 分(発表 60 分、質疑応答 30 分)
発表申し込みと抄録は体育史専門分科会事務局へお送りください。
Tel ・ Fax : 029-853-6352
E-mail : taiikushi@history.taiiku.tsukuba.ac.jp
なお、開始時刻等の 詳細については次の会報でお知らせします。

Ⅳ.その他

•  体育史専門分科会選出代議員の選挙結果について 

3 月から 4 月にかけて実施された分科会選出代議員選挙の開票結果について、大熊選挙管理委員から次のとおり報告があった。
投票者数   67 名
投票総数   201 票
有効投票数  201 票(うち白票5票)
得票(カッコ内は得票数)阿部生雄( 27 )大熊廣明( 26 )大久保英哲( 20 )楠戸一彦( 13 )掛水通子( 12 )高津勝( 11 )山本徳郎( 10 )小田切毅一(7)稲垣正浩( 5 )
以下氏名省略  4 票 3 名、 3 票 4 名、 2 票 8 名、 1 票 25 名

2、体育史専門分科会のホームページについて
真田世話人から開設したホームページに関する説明があり、掲載内容等について意見を寄せてほしい旨の依頼があった。

3、『体育史研究』の英文表記について
高津編集委員長から『体育史研究』の英文表記について次のような説明があった。
『体育史研究』の英文表記は改めることになっていたが、第 23 号では従来の表記になってしまった。次号からは以下のように変更する。
Japanese Journal of the History of Physical Education
  ↓
Taiikushi Kennkyu ( Japan Journal of the History of Physical Education and Sport)

4、関連学会情報

 (1)スポーツ産業学会
期日: 7 月 22 日(土)‐24日(日)
会場:順天堂大学 本郷キャンパス http://www.spo-sun.gr.jp/html/index/index.html

 (2)スポーツ産業史研究会
期日: 7 月 24 日(月)‐ 25 日(火)
会場:筑波大学 東京キャンパス
問合せ:三重大学中村哲夫( Tel : 059-231-9290 )

 (3)スポーツ史学会
期日: 12 月 2 日(土)‐ 3 日(日)
会場:大阪学院大学 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssh/