体育史専門分科会・会報 No. 189 / 2008. 6. 25

Ⅰ.日本体育学会第 59 回大会におけるシンポジウムおよびキーノートレクチャーについて

平成 20 年 9 月 9 日~ 12 日に開催される日本体育学会第 59 回大会において,以下のシンポジウムとキーノートレクチャーを実施いたします。

(1)シンポジウム 9月 11 日(木)10:10~12: 1 0
体育史専門分科会シンポジウム
テーマ:   F.W. ストレンジ像の再構成:生い立ちと業績
司 会・コーディネーター : 阿部 生雄(筑波大学)
シンポジストと発表テーマ
1.基調報告:新たな発見とストレンジ像の再構成 阿部生雄(筑波大学)
2.「ストレンジの教育と日本へのきっかけ」高橋孝蔵(ストレンジ研究家・東京外語艇友会会員)
3.「若き日のストレンジとスポーツ」リチャード・ルイス博士(ストレンジ研究家・ アレクサンドリア・ローイング・クラブ員 )
4.「日本とストレンジ」渡辺融(東京大学名誉教授)
5. パネル・ディスカッション:ストレンジ像の再構成:生い立ちと業績

日程: 2008 年, 9 月 9 日(火)~ 12 日(金)の学会大会期間のうち,シンポジウムは 9 月 11 日(木)に実施することを大会組織委員会に連絡いたしました。当初, 2 時間 30 分を予定していましたが,一般研究発表の時時間帯を考慮し,2時間といたしました。

(2)体育史専門分科会キーノートレクチャー  9月11日(木)13:00~14:00
テーマ:アメリカ体育振興協会に参集した体育家たち――体育専門職成立の歴史的幕開けを振り返る――
演 者:小田切毅一先生(新潟医療福祉大学)
司 会:楠戸 一彦先生(広島大学)

シンポジウムとキーノートレクチャーの日時については,大会組織委員会の正式なプログラム内容が発表されておりませんので,あくまで予定です。会員の皆様は,奮ってご参加お願いいたします。なお,一般研究発表は,25演題が予定されております。詳細は大会組織委員会からの連絡を待って次号でお知らせいたします。

Ⅱ.第 59 回日本体育学会時の体育史専門分科会懇親会の実施について

★ 今年度は日本体育学会第 59 回開会の大会日程を勘案し,秋の研究集会を行わないことといたしました。体育史専門分科会の懇親会は 9 月 11 日(木)夕刻( 19:00 を予定)に行う予定です。懇親会の現地世話人は後藤光将会員(明治大学)に依頼しています。場所・時間等の詳細は次号でご連絡いたします。

Ⅲ. 2008 年度春の定例研究集会の報告

春の定例研究集会は新井 博会員(びわこ成蹊スポーツ大学)のお世話により,平成 20 年 5 月 17 日(土), 18 日(日)の両日,びわこ成蹊スポーツ大学キャンパス(大津市比良)で開催されました。 発表者・演題は以下のとおりでした。 17 日(土)の発表終了後,学内の学生食堂で 懇親会が開催されました。 40 名の会員が参加されました。

発表者・演題 

梶  孝之(筑波大学大学院) :ハワイ日系移民のスポーツ活動に関する研究( 1924 - 1946 年)
及川 佑介(国士舘大学大学院): 日本における李想白の業績に関する一考察
工藤 龍太(早稲田大学大学院): 海軍大将竹下勇武術覚書『乾』 、 『坤』 解題
東島 章浩(山口大学大学院):山口県水泳教育にみる『練水要訣』(明治 11 年)の位置づけに関する研究
佐々木浩雄(龍谷大学): 1930 年代における集団体操の普及について
阿部 生雄(筑波大学): 「伝記:武田千代三郎」――生誕から帝大時代まで――
木下 秀明: 「体操教範」からみた体操遊戯取調報告から学校体操教授要目まで
今野 和志(筑波大学大学院):ハリー・エドワーズによるオリンピック大会ボイコット運動-ブラック・パワーによるスポーツ批判-
中浦 皓至(日本スキー史研究所):高田師団によるスキー講習会についての文献的研究― 第二年 ( 明治 45 年 ) 度に開催された官民スキー講習会 ―
和所 泰史(中京大学大学院): 1948 年第 14 回ロンドン大会の日本不参加問題に関する歴史的研究- GHQ 史料・官報の検討を中心に-

Ⅳ.総会 報告

Ⅰ.報告事項

1 . 2007 年度事業報告
  事務局より<資料 1 >に基づいて報告があった。

2 . 200 7 年度収支決算 報告
  事務局より<資料 2 >に基づいて報告があった。

Ⅱ.審議事項

1 . 2007 年度事業報告(案)について
  <資料 1 >の報告(案)を承認した。

2 . 200 7 年度収支決算 報告(案)について
  監事の真田 久会員(筑波大学)及び山田理恵会員(鹿屋体育大学)に監査を依頼し,山田理恵会員から監査報告があった。また,会員より郵便貯金分の利子の計上について質問がなされ,一部修正の上,<資料 2 >の報告(案)を承認した。

3 . 200 8 年度事業計画(案) について
  事務局より<資料 3 >に基づいて提案があり,提案どおり承認した。

4 . 2008 年度収支予算(案)について
  事務局より<資料4>に基づいて提案があり,提案どおり承認した。

5 .その他
  会員より,『体育史研究』は 25 号まで刊行されているが,日本学術会議への登録を申請し,認可された学術雑誌として刊行して欲しいという意見が出され,世話人会で検討することとした。

Ⅴ.会員からの情報

(1) BSSH (英国スポーツ史学会)、 ISHPES (国際体育スポーツ史学会)などの公式ウェブサイトの URL 変更
 池田恵子会員(山口大学)より,以下の情報が寄せられました。

BSSH (英国スポーツ史学会)、 ISHPES (国際体育スポーツ史学会)の公式ウェブサイト URL が、このほど変更になりました。新しいアドレスはすでに体育史専門分科会公式ウェブサイトにリンク済みです。
BSSH: http://www.bssh.org.uk/
ISHPES:http://www.ishpes.org/

なお、これまで BSSH 公式ウェブサイト上において公開されていた体育・スポーツ史に関するデータベースが Richard Cox's Internet Gateway to Sports History として下記の
ウェブサイト上に独立いたしました。
http://www.sporthistinfo.co.uk/
BSSH のウェブサイトは Richard Cox 氏により作成されたデータベース目的でのアクセスが主要であったと思いますので、会員各位にお知らせいたします。なお、データベースは、新しいサーヴァーに移行途中のものも含んでいるようです。

(2) ICHPER-SD ( The International Council for Health, Physical Education, Recreation, Sport, and Dance) 50th ICHPER-SD Anniversary World Congress Date : May 9 – 12, 2008 鹿屋体育大学
山田理恵会員(鹿屋体育大学)より,以下の情報が寄せられました。

ICHPER-SD に歴史部門のセッションがあり,以下の4演題が発表されました。

Group D (体育史部門) History of Physical Education and Sport
Chairperson: Rie Yamada (National Institute of Fitness and Sports in Kanoya)
研究発表
(1)Regatta competitions in the Nagasaki foreign settlement— with reference to the period between the1860s-1870s— Hiroaki Sakakibara ( Japan )
(2)The promotion of the traditional Japanese stick game: the Satsuma game of hamanage (or disk-throw) Rie Yamada ( Japan )
(3)A study on the tendo-ryu naginata-jyutsu:comparing the traditional naginata with its modern alternative Mie Takeba ( Japan )
(4)A study on the history of women's physical education teachers in Japan : The educational system Michiko Kakemizu ( Japan )

(以下総会資料)

日本体育学会体育史専門分科会 2008 (平成 20 )年度総会

日時:  2008 年 5 月 18 日(日)午前 1 1 時 3 0 分~
場所: びわこ成蹊スポーツ大学
議題:

Ⅰ.報告事項

1. 2007 年度事業報告
2. 200 7 年度収支決算 報告

Ⅱ.審議事項

1. 2007 年度事業報告(案)について <資料 1 >
2. 200 7 年度収支決算 報告(案)について <資料 2 >
3. 200 8 年度事業計画(案) について <資料 3 >
4. 2008 年度収支予算(案)について <資料 4 >

Ⅲ.その他

Ⅰ.報告事項

1 . 2007 年度事業報告
<資料 1 >(省略)

200 7 年度体育史専門分科会事業報告(案)

1 ) 会員数  200 8 年 3 月現在  26 8 名 ( 200 7 年 3 月  2 66 名)
2 )刊行・発行

( 1 )「体育史研究」第 25 号の刊行( 2008 年 3 月 31 日)
掲載内容:原著論文 3 ,研究資料 1 ,シンポジウム報告 1 ,書評 3
印刷所:城島印刷有限会社(福岡市)
( 2 )「会報」の発行 計 4 回
18 4 号( 200 7 年 5 月 9 日)
18 6 号( 200 7 年 6 月 10 日)
18 6 号( 200 7 年 8 月 1 日)
18 7 号( 200 8 年 1 月 1 日)

3)会議

( 1 )総 会  ( 1 回)
定例  2007 年 5 月 20 日(筑波大学 春日キャンパス)
( 2 )世話人会( 3 回)
200 7 年 5 月 2 0 日(筑波大学  春日キャンパス )
9 月 4 日(神戸松蔭女子学院大学)
200 8 年 4 月 5 日( 福岡教育大学 ) 体育史研究 25 号の発行を含む 2007 年度の事業として,会議を開催した。
( 3 )編集委員会( 3 回ほか)
200 7 年 5 月 2 0 日(筑波大学  春日キャンパス )
9 月 4 日(神戸松蔭女子学院大学)
200 8 年 4 月 5 日( 福岡教育大学 ) 体育史研究 25 号の発行を含む 2007 年度の事業として,会議を開催した。
その他、メールによる会議

4)春の定例研究集会の開催

開催日: 2007 年 5 月 19 日‐ 20 日 現地世話人 真田 久会員(筑波大学)
会 場:筑波大学 春日キャンパス 
発表者・発表演題
○鄭 光植(筑波大学大学院)日本植民地下朝鮮で刊行された体育専門誌について
○近藤 剛(筑波大学大学院)アメリカ合衆国統治下沖縄における学校体育政策
○中野 浩一(日本大学非常勤)ペスタロッチにおける「体育」の概念と近代日本への影響 ‐ 明治 10 年前後を中心として ‐
○ Pradyumna ( プラデュンナ ) Dhavalikar ( ダワリカル ) (金沢大学大学院)近代スポーツの受容に関する比較史的考察 ‐ インドの宗教別クリケットと日本の学生野球を中心に ‐
○榎本 雅之(金沢大学大学院) Celtic Times(1887) にみるアイルランドの陸上競技大会 ‐ 記者によるレポート記事の分析を中心に ‐
○桶谷 敏之(筑波大学大学院) 古代ローマにおけるエリートの剣闘試合参加問題の考察
○福田 啓子(奈良女子大学大学院)新井つたの鏡心流薙刀に関する考察
○木下 秀明 明治期末における東京高師附属中学校の「鉄棒体操」採用の意義

5)秋の定例研究集会の開催(及び懇親会)

開催日: 200 7 年 9 月 4 日  現地世話人 和田浩一会員( 神戸松蔭女子学院大学 )
会場:神戸松蔭女子学院大学

研究発表(1)「『近代日本の体操科授業改革-成城小学校における体操科の「改造」-』不昧堂 2007 年」 木原成一郎(広島大学)
座長 大熊廣明先生(筑波大学)

研究発表(2)「オーストリアの資料からみたレルヒとスキー」 新井 博(びわこ成蹊スポーツ大学)
座長 大川信行先生(富山大学)

懇親会は,スポーツ人類学専門分科会と合同で,日本体育学会第 58 回大会の第2日目の夕刻に元町中華料理「牡丹園」で開催。(懇親会現地世話人 永木耕介 会員)

6)日本体育学会第 5 8 回大会

開催日:平成 19 年 9 月 5 日~7 日
会 場:神戸大学 国際文化学部,他

•  体育史一般研究発表  20 題

•  体育史専門分科会シンポジウム
テーマ: オリンピック起源論―歴史学的アプローチと文化人類学的アプローチ―
司 会:楠戸一彦(広島大学)
シンポジスト:
高橋幸一(山形大学) : オリンピック起源論への歴史学的アプローチ
寒川恒夫(早稲田大学): オリンピック起源論への文化人類学的アプローチ

(3)体育史専門分科会キーノートレクチャー
テーマ:近代日本体育の成立に見るフランス軍事顧問団の影
演 者:大久保英哲(金沢大学)
司 会:和田浩一(神戸松蔭女子学院大学)

2 . 200 7 年度収支決算 報告
<資料 2> (省略)

Ⅱ.審議事項

1 . 2007 年度事業報告(案)について
   <資料 1 >(省略)をご参照ください。
2 . 200 7 年度収支決算 報告(案)について
   <資料 2 >(省略)をご参照ください。

平成 20 年 5 月 17 日
監査の結果、適正に処理されていることを認めます。
監事  真 田  久  (印)省略
監事  山 田 理 恵  (印)省略

<資料 3 >(省略)

3 . 200 8 年度事業計画(案)

1)総会の開催
期日: 2008 年 5 月 18 日(日) 
会場:びわこ成蹊スポーツ大学

2)春の定例研究集会の開催
期日: 2007 年 5 月 17 日(土)~ 18 日(日)
会場:びわこ成蹊スポーツ大学

3)秋の定例研究集会の開催
期日: 200 8 年 9 月 9 日 ~ 12 日のいずれか
会場:未定

4)日本体育学会第 5 9 回大会
期日: 2008 年 9 月 9 日(火) ~ 12 日( 木 )
場所:早稲田大学

(1)一般研究発表 

(2)体育史専門分科会シンポジウム
テーマ:   F.W. ストレンジ像の再構成:生い立ちと業績
司 会:阿部 生雄(筑波大学)

シンポジスト及び演題

① イギリスのストレンジ:  高橋孝蔵(ボート史研究家)Richard Lewis 博士(ボート史研究家)
② 日本のストレンジ:  渡辺 融(東京大学名誉教授)
③ ディスカッション: F.W. ストレンジ像の再構成
コーディネーター 阿部生雄(筑波大学)
日程: 2008 年, 9 月 9 日(火)~ 12 日(金)の学会大会期間のうち,シンポジウムの開催期日は 9 月 11 日に実施することを予定しています。

(3)体育史専門分科会キーノートレクチャー
テーマ:アメリカ体育振興協会に参集した体育家たち――体育専門職成立の歴史的幕開けを振り返る――
演 者:小田切毅一(新潟医療福祉大学)
司 会:楠戸 一彦(広島大学)

5)体育史研究 26 号の刊行

6)会報の発行(年 4 回)

7)世話人会の開催(年 4 回)

8)編集委員会の開催(年 4 回)

4. 2008 年度収支予算(案)について <資料 4 >
<資料 4 >(省略)