Ⅰ.2009年度春の定例研究集会の開催について

2009年度春の定例研究集会は,中村哲夫会員のお世話により下記のとおり 5月23日(土)・ 24日(日)の両日,皇學館大学(三重県伊勢市)において開催いたします。研究発表は,次ページのように8演題となりました。発表抄録集(冊子)は, 5月10日前後にお手元に届くように準備いたします。なお,発表時間は,1演題あたり発表25分,質疑15分(計 40分)です。当日,資料を配付される発表者は,50部ご用意下さい。

期日:平成21年5月23日(土)・24日(日)
場所:皇學館大学 4号館(情報処理センター) 431(視聴覚教室)
〒516-8555三重県伊勢市神田久志本町1704
伊勢市駅(JR・近鉄)または宇治山田駅(近鉄)より、内宮行(徴古館前経由)または宿浦行バスに乗車(約10分)し、皇學館大学前下車。徒歩の場合は、宇治山田駅(近鉄)より約20分。

研究発表・懇親会(23日)・研究発表・総会(24日)
23日(土)14:00~17:50 研究発表,研究発表終了後 18:00~20:00懇親会を開催します。
24日(日) 9:00~11:15 研究発表,11:15~12:15 総会

懇親会は第1日の研究発表終了後,皇學館大学食堂で開催いたします。
懇親会に参加される会員の皆様は,準備の都合上5月17日(月)までに体育史専門分科会事務局の榊原浩晃会員のメールアドレス( hiroakis@fukuoka-edu.ac.jp ) に「春の研究集会 懇親会参加 会員氏名○○○○」というようにお知らせください。

皇學館大学へは,伊勢市駅(JR・近鉄)または宇治山田駅(近鉄)より、内宮行(徴古館前経由)または宿浦行バスに乗車(約10分)し、皇學館大学前下車。徒歩の場合は、宇治山田駅(近鉄)より約20分です。

皇學館大学へのアクセスはこちら(PDFファイル 別ウィンドウで開きます)

5月23日(土) 研究発表及び懇親会

時 間

題  目

発 表 者

座 長

14:00
14:40

『武道秘訣 合氣之術』解題:合気道における「合気」の思想史的考察

工 藤 龍 太
(早稲田大学大学院)

佐々木浩雄
(龍谷大学)

14:40
15:20

剣術家斎藤新太郎の諸国修行(弘化4年~嘉永2年)について-西国諸藩への影響を中心に-

田 端 真 弓
(鹿屋体育大学大学院)

榊原 浩晃
(福岡教育大学)

15:20
15:35

休    憩

15:35
16:15

日本体育協会会議録にみられる1948年第14回オリンピック・ロンドン大会の日本不参加問題

和 所 泰 史
(中京大学大学院)

中村 哲夫
(皇學館大学)

16:15
16:55

定着期、永住期(1908‐1941年)におけるハワイ日系移民と「相撲」

梶   孝 之
(尚美学園大学
  非常勤講師)

寶學 淳郎
(金沢大学)

16:55
17:10

休    憩

17:10
17:50

1880年のアイルランドのフットボール

 

榎 本 雅 之
(星稜女子短期大学)

鈴木 明哲
(東京学芸大学)

18:00
20:00

懇親会(皇學館大学 食堂)

5月24日(日) 研究発表及び総会

時 間

題  目

発 表 者

座 長

9:00
9:40

日本におけるレルヒによるスキー講習会について―著名な日本スキー史文献の検証―

中 浦 皓 至
(日本スキー史研究所)

新井  博
(びわこ成蹊
スポーツ大学)

9:40
10:20

相撲伝承、埴輪作成記事の形成と土師氏の職務変化について

山 中 鹿 次
(ランニングサポート)

木梨 雅子
(奈良女子大学)

10:20
10:35

休    憩

10:35
11:15

太平洋戦争下の航空体育
――戦争と体育の直接的関係――

鈴 木 明 哲
(東京学芸大学)

池田 恵子
(山口大学)

11:15
12:15

総    会

 

.編集委員会報告

『体育史研究』第 26 号の編集作業が終了し,原著論文 3 篇,研究資料 1 篇,シンポジウム報告,書評3篇で刊行することになりました。5月中旬頃に送付予定です。

Ⅲ.2009年度秋の定例研究集会の開催について

2009 年度秋の定例研究集会は,崎田嘉寛会員(広島国際大学)に現地世話人としてお世話いただき,平成 21年 8 月 25 日(火)(日本体育学会第60回記念大会の前日)に開催いたします。詳細は,次号(2009年6月初旬発行予定)をご覧下さい。

Ⅳ.日本体育学会第 60 回記念大会におけるシンポジウムおよびキーノートレクチャーについて

キーノートレクチャー
「民衆スポーツ史の可能性―伝統と近代を問う―」
演 者:  高 津   勝  (元  一 橋 大 学) 
司 会:  有 賀  郁 敏 (立 命 館 大 学)

体育史専門分科会シンポジウム(協賛:スポーツ史学会)
シンポジウム:体育・スポーツ史研究の20年を振り返る~方法論と個別研究Since 1989
◆コーディネーター・・・ 池 田 恵 子 (山口大学)
 はじめに~体育・スポーツ史研究の20年を振り返る~方法論と個別研究Since 1989~
◆招待講演者:リチャード・ホルト(英国ドゥ・モンフォート大学ICSHC研究所教授 )    
 発表演題:アマチュアリズムと英国―スポーツイデオロギーであるアマチュアリズムの    
本質と権力―
◆招待講演者:ジェフリー・ヒル(英国ドゥ・モンフォート大学ICSHC研究所名誉教授 )
 発表演題:歴史とテクスト―言語決定主義の問題とは?―

シンポジウムについての詳細はこちら(PDFファイル 別ウィンドウで開きます)

日程:2009年8月26日(水)~28日(金)の学会大会期間のうち,シンポジウムは現在のところ,8月27日(木)10:00~12:30 実施予定です。
なお,一般研究発表の申し込みは平成 21年 5 月 8 日までとなっておりますので,発表予定の方は,インターネットのHPからお申し込みください。

Ⅴ.世話人会報告

〔議 事〕
1.2009年春の定例研究集会のプログラム(演題及び座長)について
①8演題の申込があり,プログラムを決定した。座長を依頼し,その後抄録集を事務局で編集することになった。
②懇親会(皇學館大学 食堂にて開催,懇親会費5000円)
現地世話人中村哲夫会員の提案を了承した。懇親会の参加人数をあらかじめ承知したいので,4月中旬以降速やかに送付する会報で,懇親会参加希望者は事務局にメールで参加申込をしていただくことにした。

2.60回記念大会時(広島大学)のキーノートレクチャー及びシンポジウムに関する演題・演者・司会者の決定について
①体育史専門分科会キーノートレクチャー
「民衆スポーツ史の可能性―伝統と近代を問う―」
演 者:  高 津  勝  (元 一橋大学) 
司 会:  有 賀 郁 敏 (立命館大学)
日程:2009年 8月26日(水)の午前か午後の早い時間を設定し,1時間の講演をお願いすることになった。司会に有賀郁敏会員に依頼することになった。大会予稿集に発表要旨(Resume)を掲載するため,1演台600字(日本語)の原稿を5月20日までに福岡教育大学の体育史専門分科会事務局宛に送付するよう,依頼することとした。

②体育史専門分科会シンポジウム
シンポジウムについて,以下のことを世話人会で審議決定した。
 1)スポーツ史学会の協賛で実施する。
 2)2名のイギリスからの招待者の講演時間を十分確保し,総時間2時間30分を確保する。大会第2日目,8月27日(木)の10:00~12:30を予定する。(一般研究発表の演題数によって若干の変更の可能性あり)
 3)イギリスからの招待講演者2名の謝金について
  イギリスからの招待講演者2名に対し,1名あたり30万円の謝金を支給する。(旅費および滞在費を含む)
 4)体育史専門分科会シンポジウムのレジュメについて
  大会予稿集に発表要旨(Resume)を掲載するため,1演題600字(日本語)の原稿を5月20日までに福岡教育大学の体育史専門分科会事務局宛てに送付する。

3.2009年秋の研究集会の開催場所・現地世話人,演題募集及び開催要項について
現地世話人として崎田嘉寛会員(広島国際大学)に依頼することとした。開催日時については,第60回記念大会の前日の8月25日(火)広島市内を現地世話人会依頼することとした。また,懇親会は,シンポジウム開催日の8月27日(木)19:00~広島市内で開催することとした。
 

〔報 告〕

  1. 会報192号の発行予定
    春の研究集会の演題数・演題・座長が決定次第,速やかに発行するこことした。
  2. 春の研究集会の発表抄録集の印刷について
    印刷所の行程が問題となるが,体育史研究26号の送付に同封することを検討している。
  3.  (社)日本体育学会名誉会員の推薦について
    名誉会員推薦者の要件を満たす会員か体育史専門分科会会員の中に2名いることが本部事務局伝えられ,分科会から名誉会員推薦手続きを行うかどうかを2名に問い合わせた。その結果,山本徳郎会員の名誉会員推薦のための審査資料を事務局で作成し,会長名で(社)日本体育学会本部事務局に送付した。

Ⅴ.体育史専門分科会次期役員(会長・世話人・監事)選挙 選挙管理委員会報告

    1. 規程に基づき,選挙管理委員会委員で選挙人の資格及び被選挙人名簿を再確認した。今回の選挙で規程の解釈や被選挙人名簿の確定作業に一部不備があったことが判明した。選挙管理委員長が総会で報告してお詫びすることとした。ただし,今回の選挙の投票は有効であることとした。
    2. 会長,世話人,監事の順で当選者,次点者を確定した。投票総数と開票結果に矛盾がないことを確認した。
    3. 次期役員の就任は総会の議を経て正式に決定されるが,あらかじめ当選者に結果を連絡し,次期役員就任を確認するメールを送信することとした。

    その他,関連学会

    1. 東北アジア体育・スポーツ史学会第8回大会開催要項

    開催期日 2009年8月2日~5日
    場所(主管大学):中国大連市 大連理工大学
    大会テーマ(主題)
    アジアにおける体育・スポーツ文化の現状と未来
    (副題)
    東京,ソウル,北京オリンピック以降の体育・スポーツの発展
    アジアにおけるオリンピック運動の発展
    アジアにおける体育・スポーツ史及び文化研究

    お問いあわせは,東北アジア体育・スポーツ史学会日本支部事務局まで
    〒811-4192 福岡県宗像市赤間文教町1-1
    福岡教育大学 保健体育講座 榊原浩晃研究室内 Fax: 0940-35-1709 
    E-mail: hiroakis@fukuoka-edu.ac.jp)